みなさんは、知っていたでしょうか。
世界的な経営大学院として知られるアメリカのハーバード・ビジネス・スクールが、東日本大震災の被災地で学ぶ授業を続けているということを。2008年に世界的な金融危機が起きた際、金融業界に多くの卒業生を輩出してきた同校は自省した。“本当に世界を良く変えるリーダーを育成できていたのか?”。失敗知らずのエリートたちに、人間としての“土台”を築いてもらう目的で2011年、“見知らぬ現場に身を置く”科目が必修に。その中で唯一、6年連続で開講されているのが東北でのプログラムだそうです。
失敗知らずのエリートたちが巣立っていったはずの世界の先に、リーマンショック世界を揺るがした金融危機がおきたんですね。
2008年当時の私は、外資系企業の半導体業界で働いていました。そして、危機直後の経済の傾きの動向は、私の仕事人生を大きく変えたことでもありました。徐々に減っていく仕事、半導体業界は当時、相当なダメージをリーマンショックで受けていました。
話は戻しますが
ハーバードという大学が排出した偉大な人材
失敗知らずのエリートたち
その彼らが、2011年に起きた東日本大震災の地”東北”でケーススタディとして学んでいる。しかも6年連続で開講。その理由の一つに、
復興に汗する人達と直接触れ合い、『本物の一人』の真摯な思いと理念があれば、人々の心を変え、地域をも変えていける。たとえ一人でも変化は生み出せることを痛感すると。
すごく感動しました。
人間としての土台、人を知る。人から学ぶ。
これは私が理想とする姿であり、今こうして、多聞台の地で国際交流をする意味を
改めてみつめなおすことが出来ました。
8月も張り切って、開催します!
目の前の課題、一つ一つクリアにしていかないと!
松尾
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